2017年のカルティエ賞・
最優秀3歳牡馬クラックスマン(牡4、英・J.ゴスデン厩舎)に今春、
ドバイシーマクラシック(首GI・メイダン・芝2410m)への参戦プランがあることがわかった。英紙レーシングポストなどが報じている。
クラックスマンは父
Frankel、
母Rhadegunda、
その父Pivotalという血統。2016年にデビューし、英ダービー3着、愛ダービー2着とGIで惜敗が続いていたが、昨年10月の英チャンピオンS(GI・芝2000m)を7馬身差の独走で優勝、念願のGIタイトルを手にした。また、
フランケル産駒は初の牡馬によるGI制覇かつ欧州GI制覇であり、英チャンピオンSの親仔制覇ともなった。
2月11日に京都競馬場で行われる
京都記念(GII・芝2200m)の結果次第で、昨年の
日本ダービー馬
レイデオロ(牡4、美浦・
藤沢和雄厩舎)も
ドバイシーマクラシックを視野に入れており、日英の昨3歳牡馬王者の対決となれば、大きな注目を集める一戦となりそうだ。