「
きさらぎ賞・G3」(4日、京都)
朝日杯FSをフレグモーネで回避した
カツジだが、一頓挫明けを感じさせない軽快さを披露した。31日の栗東CWで余力たっぷりに5F67秒5-38秒6-12秒0。直線で軽く肩ムチが入ると、反応良くしまいを伸ばした。またがった松山は「しっかりとしたフットワークで真っすぐ走っていたし、良かったと思います」と納得の表情。見届けた池添兼師も「先週までビシッとやってきたからね。予定通り」と合格点を与えた。
前走の
デイリー杯2歳Sは、直線で外にもたれたこともあって2着に惜敗。ただ、勝ち馬
ジャンダルムはその後、
ホープフルSで2着に好走した。相対的に評価は上がったと言えるだろう。師が「(もたれる点について)ケイコではそういうことはなかった。掛かるタイプではないので距離は大丈夫。あとは
コウヘイちゃんが何とかするでしょう」と期待を口にすれば、託された鞍上も「ここを勝って、次の
ステップへ」と意気揚々。きっちり結果を出せば、春の大舞台がより鮮明に見えてくる。
提供:デイリースポーツ