毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。
【東京新聞杯(東京芝の傾向)】
木曜から金曜に降った雪の影響が残り、土曜の芝は稍重で終日開催。メインレースに向かうにつれて、時計の出方は「通常の良馬場」に近づいた。芝は全体的にやや傷んでいる。ただ内、外の馬場差が少ない分、土曜は内を通る先行型が若干有利な印象。雨上がり(今回の場合は雪)の東京の芝は内から乾く傾向もある。
最内1番枠を利して、6R新馬戦を逃げ切った9番人気ノーブルカリスは前半5F63秒2の超スローに落とした好騎乗もあり...