11日、京都競馬場で行われた
京都記念(4歳上・GII・芝2200m)は、4番手でレースを進めた
藤岡佑介騎手騎乗の4番人気
クリンチャー(牡4、栗東・
宮本博厩舎)が、直線で脚を伸ばして各馬を差し切り、外から追い上げてきた3番人気
アルアイン(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分16秒3(重)。
さらにクビ差の3着は、1番人気
レイデオロ(牡4、美浦・
藤沢和雄厩舎)と2番人気
モズカッチャン(牝4、栗東・
鮫島一歩厩舎)の際どい争いとなったが、
レイデオロに軍配が上がった。ハナ差で
モズカッチャンが4着。
勝った
クリンチャーは、
父ディープスカイ、
母ザフェイツ、
その父ブライアンズタイムという血統。同世代のダービー馬らを見事に破り、初めての重賞制覇を果たした。また、
父ディープスカイにとっても、これが産駒の芝重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
クリンチャー(牡4)
騎手:
藤岡佑介厩舎:栗東・
宮本博父:ディープスカイ母:ザフェイツ母父:ブライアンズタイム馬主:前田幸治
生産者:平山牧場
通算成績:8戦3勝(重賞1勝)