「
京都記念・G2」(11日、京都)
4番人気の
クリンチャーが、クラシックホースを含む同世代のG1馬4頭を退け、初の重賞タイトルをゲット。1番人気に推されたダービー馬
レイデオロは3着確保がやっとだった。
ダービー馬の敗北に淀がため息に包まれた。京都初見参で、単勝1・6倍の圧倒的1番人気に推された
レイデオロは3着。余力十分に4角を3番手で通過したが、直線で伸びあぐね、同年代のラ
イバル2頭の末脚に屈した。
代打騎乗を務めたバルジューは、現地観戦していた騎乗停止中の主戦ルメールに勝利を届けられず、「向正面でペースが落ちた時に行きたがった。直線もジリジリとしか伸びず、休み明けでファイトするところが薄かった」と肩を落とす。藤沢和師は「ちょっと掛かったね。後ろに入れたかったけど、ペースも遅かったから」と淡々と振り返った。
登録している
ドバイシーマクラシック・UAE・G1(3月31日・メイダン)挑戦について、師は「様子を見てからまた発表します」と明言を避けた。世代の頂点を極めた誇りに懸け、次こそは真価を見せつける。
提供:デイリースポーツ