17日(土)に京都競馬場で行われる
京都牝馬S(GIII・芝1400m)に美浦から出走する3頭について、追い切り後の関係者のコメント。
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ワンスインナムーン(牝5・美浦・
斎藤誠)について相田調教助手。
「前走の
香港スプリント(GI・12着)は体も減っていましたので、参考外だと思います。去年より体にボリュームが出てきて成長していますし、海外帰りになりますが中間も順調に来ています。先週の馬体重は460キロくらありましたし、競馬では450キロを切らないで臨めればと思います、距離も守備範囲なので、あとは自分の競馬をして良い結果が出てほしいですね」
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デアレガーロ(牝4・美浦・
大竹正博)について、
池添謙一騎手。
「今週(2/14)の追い切りは、先導馬を見ながらそのうしろで乗って道中のリズムを大事にしました。終い抜け出してからは気を抜かせないように肩ムチを1回入れましたが、とても良い動きでした。追い切り前は地下道でチャカチャカしていましたが、コースでは落ち着いて走れていました。多少ハミ掛かりの良いところはありますが、我慢もきいていました。
レースのVTRを観ましたが、折り合えば終いは良い脚を使えそうなので、持ち味を生かす競馬をしたいと思います」
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サザナミ(牝6・美浦・
堀宣行)について、森調教助手。
「レース2日前なので坂路でサラッとやりましたが、先週まで順調に乗り込んでいますし、昨年末より追い切りの動きも良く、状態も良さそうですね。京都の1400mも合っていると思いますし、あとは輸送でイレ込んで体が減るタイプなので、それをクリアできれば巻き返しは十分可能でしょう」
(取材・文:佐々木祥恵)