「
フェブラリーS・G1」(18日、東京)
単勝1番人気に支持された
ゴールドドリームは、課題のスタートを無難に決めて中団のやや後方で待機策。直線で外に持ち出し、残り300メートルで先頭に立った。だが
ノンコノユメにゴール目前で首差かわされ、15&16年の
コパノリッキー以来となる連覇はならず、JRA・G1の3連勝も夢と散った。「スタートはいつも通り。ただ、早めに抜け出してしまって最後に甘くなった」。名手ムーアはがっくりと肩を落とした。
今年初戦で馬体重は14キロ減も、昨年V時からは4キロ増と万全の仕上げ。平田師は「
テイエムジンソクとかが前に行ったから、届くと思ったのだろう。でも、動くのが早かった。敗因はそれに尽きる。力は示したが、きょうの
ノンコノユメは強かった」と平田師は無念さを押し殺して勝者を称えた。
今後はドバイ遠征を含めて未定。JRA
最優秀ダートホースの
プライドにかけても、このまま引き下がるわけにはいかない。
提供:デイリースポーツ