「
チューリップ賞・G2」(3日、阪神)
18年からG2に昇格した
チューリップ賞には、17年の2歳女王
ラッキーライラックが復帰戦を迎える。
阪神JF2着馬
リリーノーブル、3着馬
マウレアとの再戦となるが、前哨戦とはいえ、逆転を許す気は毛頭ない。
「今のところ何も問題はないです。基本的にスタートがいいし、追ってからもしっかりしている。それに、いい状態で戻ってきてくれた。見た目に大きくなっていますし、体も506キロあるんですよ」と松永幹師は成長ぶりに目を細める。前走時が484キロだったので、約20キロの増量。当週の追い切りや輸送で絞れるにしろ、プラス体重での出走は間違いないだろう。
これまで3戦して新潟、東京、阪神と場所を変えながら、しっかり結果を出してきた。「競馬に注文がつかないのがいいところですね」と現時点で課題らしい課題はない。それでいて
パワーアップしているとなれば、まさに鬼に金棒。
阪神JFの着差が縮まるどころか、さらに開く可能はある。
「まずは本番に向けていいスタートを切りたい」と松永幹師の視線は先を見据える。
シンザン記念を制した
アーモンドアイを始め、新興勢力も頭角を現してきたが、あくまで女王は
ライラック。王道を突き進み、無敗の4連勝で桜に王手をかける。
提供:デイリースポーツ