当ニュースで
金鯱賞(3月11日・中京芝2000m)の2週前追い切り、1週前追い切りとその内容を伝えてきた
サトノダイヤモンド(栗東・
池江泰寿厩舎)。併せ馬で遅れている点について言及してきただけに、もちろん今朝7日も併せ馬の内容に注目していた。
朝一番のCWコースに
C.ルメール騎手が跨って入場。
ベルーフを追走する併せ馬だったが、6F標識で3馬身あるかないかといった距離。3コーナーから4コーナーにかけて、内を回って、その距離を詰めていったが、先週までと違うのは最後の直線に向いてから。
直線入口ではすでに前を射程に入れていて、いつでも追いつきますよといった状態。そこからは仕掛けられるとしっかり伸びて、前を捕まえて追い越して、先着でのゴール。ゴールを過ぎてからもぐんぐんと伸びていく走りを見せた。
時計は6F84.3〜5F69.0〜4F54.0〜3F39.3〜1F12.0秒。数字は先週と比較するとかなり遅い。時計が遅くなったから動いたというよりは、乗り手の変化が機敏な動きになったような気もするだけに、この状態で実戦に行けば、といったところ。先週までと今週では全く違う動きを見せただけに、この判断が難しくなりそう。
(取材・文:井内利彰)