「
フィリーズレビュー・G2」(11日、阪神)
モルトアレグロは7日、美浦Wで
ロジャージーニアス(3歳500万下)を前に見ながらスタート。パートナーがコーナーで外に膨れたため馬体を併せることはなかったが、抜群の反応で駆け抜けた。タイムは4F52秒9-38秒8-13秒1をマーク。見届けた武井師は「びっくりしましたね。久しぶりにいい動き。しっかり伸びていた」と満足そうに振り返った。前走の
紅梅Sを勝ったあとも好調をキープしているが、状態面はさらに上昇カーブを描いている。
課題はやはり
テンションの高さ。
阪神JF(5着)の時のイレ込みが激しかったため、前走の
紅梅Sでは木曜に京都入り。これが功を奏してレースでは3番手から力強く抜け出して快勝。今回も万全を期して木曜に阪神競馬場へ輸送、金、土曜と連日スクーリングをして本番に臨む。「あとは馬場。やや重くらいまでなら大丈夫だけど、やはり良の方がいい。早め早めの競馬で、いい結果を出したい」とトレーナーはVを意識。初タイトルを手にして
桜花賞へ突き進むつもりだ。
提供:デイリースポーツ