「
阪神大賞典・G2」(18日、阪神)
自己ベストで名手を驚かせた。
京都記念を制した
クリンチャーは7日、初騎乗の
武豊を背に、朝一番の栗東CWで単走。勢い良く馬場入りすると、序盤からスムーズに加速する。直線も最後まで脚色は衰えない。6F78秒3-37秒8-12秒8の好時計に、鞍上は「初めて乗せてもらったけど、非常に乗りやすい。さすが動くね。いい馬。ズブいイメージだったけど、そんなことなかった」と納得の表情だ。
宮本師も「武さんに乗ってもらって、どれだけ脚が使えるか見てほしかってん。褒めてもらえて良かったわ。1回使った効果はあるし、馬の雰囲気もええで」と力強く胸を張る。本番の
天皇賞・春(4月29日・京都)へとつながる大事な実戦に向け、さらなる上昇カーブを描いていく。
提供:デイリースポーツ