「中山牝馬S・G3」(7日、中山)
連覇を目指す
トーセンビクトリーが7日、栗東CWで躍動。
サトノワルキューレ(3歳500万下)を追走して最後は併入、
ダブルフラット(3歳未勝利)には0秒1先着した。タイムは5F67秒6-36秒8-11秒8。小気味のいいフットワークを繰り出して、スッと加速したように、ここに来て上昇カーブを描いていることは間違いなさそうだ。
「短期放牧を挟んで、
リセットできましたし、年齢を重ねてカイバ食いが良くなり、体も減らなくなってきましたからね。しっかりと負荷をかけることができるようになってきました」。牡馬相手だった前走のAJCCでメンバー最速の上がり3F34秒8を記録して5着に食い込み、健在ぶりを証明。その後の回復も順調で「好調を保っている」と辻野助手は話す。
エリザベス女王杯(10着)、
有馬記念(14着)と昨年後半は、かみ合わないレースが続いたが、前走の走りが示す通り、状態は右肩上がり。「体調も安定しているので、崩れず走ってくれると思います」と期待を寄せる。さあV2へ。昨年通った栄光の道を、胸を張って駆け抜ける。
提供:デイリースポーツ