10日、
オーストラリアのフレ
ミントン競馬場でG1・ニューマーケットハンデキャップ(1着賞金75万豪ドル)が行われた。
直線芝1200mで行われたこのレースは、馬群が内ラチ沿いと外ラチ沿いで真っ二つに分かれる展開に。
日本から移籍した
ブレイブスマッシュ(牡5、C.ウィ
リアムズ騎手、豪・D.ウィアー厩舎)が一旦は内ラチ沿いの馬群から抜け出して先頭に立ったものの、大外から追い込んだトップハンデのレッドカークウォーリア(セン7、R.
ベイリス騎手、豪・D&B.
ヘイズ&T.デイバーニッグ厩舎)がゴール寸前で差し切り、昨年に続いてのこのレース連覇を達成した。
ブレイブスマッシュとの着差は短頭差だった。
ブレイブスマッシュからアタマ差の3着には、馬場の三分どころから追い込んだ1番人気の
マーチャントネイヴィー(牡4、C.スコフィールド騎手、豪・A.パーセル厩舎)が入った。
ブレイブスマッシュは父
トーセンファントム、
母トーセンスマッシュ(
その父トウカイテイオー)という血統。2017年に美浦の
小笠倫弘厩舎から豪州のD.ウィアー厩舎に移籍し、前走のフューチュリティSで豪G1初制覇を果たした。今回は惜しくもG1連勝はならなかったものの、初めての直線競馬の舞台でも、実力の高さを改めて証明した。