スマートフォン版へ

天皇賞(春)の前哨戦、好走の条件とは/阪神大賞典展望

  • 2018年03月13日(火) 06時00分
 春の天皇賞へ繋がる古馬長距離路線の重要レースだが、昨年の勝ち馬サトノダイヤモンドは今年は金鯱賞に回り、2着馬のシュヴァルグラン大阪杯に出走予定。春の古馬中距離路線が充実したあおりを受けており、今後もこの傾向は続くかもしれない。

1.4歳馬に有利な斤量規定

 過去10年で4歳馬が勝率15.4%、連対率34.6%と年齢別でトップの成績。5歳(連対率23.1%)、6歳(連対率10.7%)を上回る。2200m以上の長距離カテゴリーにおいては、4歳の3月まで5歳馬以上に対して1kgの減量が与えられる規定になっており、それが有利に働いている。

2.近走不振馬は狙いづらい

 過去10年間で、前走で掲示板外の凡走をしていた馬が勝ったのは、2015年のゴールドシップの1回だけ。残り9頭のうち6頭は、前走でも3着以内に好走していた。

3.小回り実績が必要

 過去10年の勝ち馬にはすべて、中山や京都・阪神の内回りなど、直線が短いコースの芝2000m戦以上で勝利した実績があった。2着馬についても、10頭中8頭がこの条件をクリアーしている。コーナー6回でゴール前直線が短いというコース設定なので、不器用な面が残るタイプは勝ち負けにかかりにくい。


 3000m超のレースを4勝という名ステイヤー・アルバートがいるが、ここは4歳馬クリンチャーに注目したい。もともと叩き良化の傾向があった馬で、休み明けでの京都記念勝利は地力強化の表れと考える。直線が短い阪神に替わるのはプラスで、雨で馬場が渋るようなら鬼に金棒と言える。阪神大賞典8勝を誇る武豊騎手への乗り替わりも注目材料。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す