スマートフォン版へ

【阪神大賞典】クリンチャー本格走 動きシャープ!武豊との初コンビで死角なし

デイリースポーツ
  • 2018年03月15日(木) 11時05分
 「阪神大賞典・G2」(18日、阪神)

 京都記念で重賞初制覇を飾ったクリンチャーが14日、栗東坂路で最終リハ。目下の勢いそのままに、単走で力強く坂を駆け上がった。注目すべきは、何と言っても武豊との初コンビだ。阪神大賞典で過去8勝を挙げる名手の手綱は頼もしい限り。次に見据える天皇賞・春(4月29日・京都、芝3200メートル)へ向けて、重賞連勝ではずみをつけたい。

 まさに本格化。昨年の春は坂路調教でズブさが目立っていたクリンチャーだが、4歳春を迎えて別馬のように変貌。前回同様、しまい重点にシャープな動きを披露し、4F52秒7-38秒5-12秒4の好時計をマークした。

 武豊との新コンビに注目が集まるなか、宮本師は同馬を熟知する藤岡佑に最終チェックを依頼。理想的な内容を見届けて、「京都記念のような感じで、と指示しました。ゆったり走っていたし、動きはよく見えましたね。ユースケも“順調に来ていますね”と言ってました。一回使った上積みはかなりあると思います」と満足そうにうなずいた。

 4F52秒7は前回と同じでも、手応えの違いは歴然。従来のパワーに加え、走りに素軽さが出てきた。昨秋、始動戦のセントライト記念で9着に敗れた後、菊花賞で2着と一変したように、元来が叩き良化型。叩き2走目で前進あるのみだ。

 武豊は1週前リハで初コンタクト。単走ながらも、栗東CWで6F78秒3の猛時計をはじき出し「動きは良かったよ。乗りやすかった」と好印象を得た。15日が49歳の誕生日の名手&成長急な4歳馬とのタッグ。「次の天皇賞・春へ、勝って向かいたいですね」。円熟味を増した騎乗で勝利を手にし、G1戦線へ堂々駒を進める。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す