日高自動車道日高門別インター
チェンジ(IC)〜日高厚賀IC間(14.2km)の開通前記念優駿パレードが、17日午後2時から厚賀トンネル前〜出入口付近で行われた。競走馬のふるさと日高をPRしようと「優駿日高道!!オールひだか魅力発信協議会」の主催。
開会式で三輪茂日高町長、平野令緒室蘭開発建設部長のあいさつに続き、山口修二日高振興局長の号令でパレードがスタート。
浦河町の
JRA日高育成牧場と新冠町のホロシリ乗馬クラブからサラブレッド9頭とポニー1頭を先頭に、
ホクト君とナナセちゃん、とねっこ君、
クルミちゃんなど各町人気のゆるキャラ着ぐるみに続き、公募参加の児童39人とその父母や大勢の軽種馬関係者と一般参加者らが本線上の約650m区間をのどかにパレードした。
日高厚賀ICは4月21日午後4時から供用開始される。当日午前11時から門別総合町民センターで開通記念式典、午後0時40分から厚賀IC付近で関係者による「渡り初め式」を行う。
通行は無料で、浦河町まで120kmの延伸は日高管内全域の悲願。これでほぼ半分の57.9kmが開通することになり、物流の効率化、競走馬の輸送の安全性、救急搬送の向上――など住民らの期待感は募る。
日高報知新聞社