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セイウンコウセイ上原師「馬は良い状態で来ています」/高松宮記念共同会見

  • 2018年03月21日(水) 16時50分
 昨年の覇者セイウンコウセイ(牡5・美浦・上原博之)が連覇に向けて、順調に最終追い切りを消化した。追い切り後、上原調教師の共同記者会見が行われた。

(前走シルクロードS・GIII・2着を振り返って)
「去年と同じ高松宮記念の前のレースということで、だいぶ前からシルクロードSを選択していました。思い切った競馬をしてもらいましたし、次に繋がる良いレースだったと思っています」

(そこから2か月弱間があいたが、中間の調整過程は?)
「去年と全く同じような調整過程で、前走後は西山牧場に放牧に出してリフレッシュをして、1か月前に美浦に戻ってきて調整をしてきました」

(先週の1週前追い切りについて)
「久しぶりに乗ることもあって、1週前には松田ジョッキーが来てコウセイの感触を掴んでもらいました。この馬は当該週にある程度強くやった方が良い馬なので、1週前の馬の感じを見てもらうのと、最終追い切りに繋がるような状態にしてもらうという予定通りの追い切りができました」

(今朝の最終追い切りの指示は?)
「最後の直線はある程度目一杯追って、今週競馬だぞということをわかってもらえるような、いつも通りの最終追いでした」

(満足できる内容で?)
「入厩して1か月、ずっと予定通りやってきましたので、最終追い切りも予定通りの良い追い切りでした」

(昨年は天気が崩れて馬場も悪くなったが、今年については?)
「去年はあのような馬場でも苦にせず走っていましたし、道悪は不得意ではないので、悪くなるのは悪い材料ではないと思います。ただ馬場状態はさほど気にしていませんし、馬場が悪くなってほしいという気持ちはそれほどないですね」

(シルクロードSは逃げたが、今回は?)
「まだ5歳でレース経験がそんなになく、揉まれたり馬込みに入ったりすると気分を壊すところもありますので、現時点では思い切った戦法の方がレースはしやすいでしょう。なので思い切った競馬をしてもらうつもりでいます」

(枠順については?)
「できれば先行したい馬なので、真ん中前後の枠が理想かなと思います」

(ディフェンディングチャンピオンとして臨むが?)
「去年勝たせてもらってコウセイに連覇のチャンスがありますので、去年と同じような良い結果が出るようにスタッフみんなでやって来ました」

(最後にファンの皆様に一言)
「去年GIを勝たせてもらって、その後少し不甲斐ないレースが続いたのですが、1年たってここを目標に馬は良い状態で来ています。応援して頂ければ嬉しいと思っています」

(取材・文:佐々木祥恵)

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