ウオッカの仔・
タニノフランケルは先週の
若葉Sでは残念ながらレース中に落鉄のアク
シデントがありました。
「1分30秒くらいのところで、落鉄してしまったんです。トモを落鉄したということもあって、最後は踏ん張りがきかなかったです。展開は向きましたし、もったいないレースでした」(辻野助手)
残念ながら、
皐月賞出走の権利はとれず。次走は平場(4月15日、阪神芝2000m)となりました。でも、これからまだまだ良くなってきそうですし、期待は持ち続けたいと思います。
そして、
キセキ。いよいよ始動ですね。
最終追い切りは単走で、ポリトラックコースで行われました。
「馬場がよければウッドチップコースで行うプランもありましたが、だいぶ雨が降って馬場が悪くなっていましたし、先週ジョッキーが乗って追い切って馬は出来ていたので。ポリトラックコースでサッと、という感じで追い切りました」(辻野助手)
時計の出るポリということもありますが、実に軽快に動いていましたよ。
「入厩当初はちょっと気のおもむくままに走るところがあったんですが、ここにきてそれも解消されてようやくこの馬らしい動きになりましたね」
昨年暮れの
香港ヴァーズでは9着に敗れましたが、いま思えば
菊花賞での疲れもあったのでしょう。
「今のところプラス10キロくらいで出走できるかな、と思います。状態は良くなっていますし、期待しています」
(取材・文:花岡貴子)