25日、中京競馬場で行われた
高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)は、中団でレースを進めた
川田将雅騎手騎乗の2番人気
ファインニードル(牡5、栗東・
高橋義忠厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、内目から一旦は抜け出していた3番人気
レッツゴードンキ(牝6、栗東・
梅田智之厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒5(良)。
さらに1/2馬身差の3着に10番人気
ナックビーナス(牝5、美浦・
杉浦宏昭厩舎)が入った。なお、1番人気
レッドファルクス(牡7、美浦・
尾関知人厩舎)は8着に終わった。
勝った
ファインニードルは、
父アドマイヤムーン、
母ニードルクラフト、
その父Mark of Esteemという血統。昨年の
スプリンターズSは外を回らされ続けて12着に終わったが、今年初戦の
シルクロードSを完勝し、続くここでも見事接戦をモノにして、新ス
プリント王の座に輝いた。また、本馬を管理する
高橋義忠調教師にとっても、これが初のGI制覇となった。
【
川田将雅騎手のコメント】
届いてくれてホッとしています。(
レッツゴードンキとは)離れていましたし、岩田さんとどっちだろうと話していました。スムーズにスタートが切れましたし、道中もいい形で走ることができていました。左回りも心配していましたが、全く関係なかったです。(直線では)最後までしっかりと自分の脚を使ってくれたので、何とか届いてくれと思っていました。良く頑張ってくれたと思います。