「
大阪杯・G1」(4月1日、阪神)
輝きを取り戻したい。16年には
菊花賞、
有馬記念とG1を連勝した
サトノダイヤモンド。17年春は
阪神大賞典をVのあと、天皇賞で3着に敗れ、仏遠征を敢行した秋もフォワ賞4着、
凱旋門賞15着と結果を残せず、不本意な一年に終わった。
大きな注目が集まった今年初戦の
金鯱賞。約5カ月半ぶりの分か、反応は鈍かったがメンバー最速の上がりをマークして3着まで追い上げた。「クリストフ(ルメール)は“リアル・ダイヤモンドが帰ってきた”と言っていた」。らしさの戻ったレースぶりに、池江師は少しホッとした様子だ。
それでも、まだ完全復活というには早い。中澤助手は「競馬のあと、ピリッとした面が出て、目つきが変わってきた。多少は良くなっているけど、半信半疑。気持ちが…」と複雑な表情を見せる。約1年ぶりのVなるか。新コンビの戸崎圭を迎え
グランプリホースが復権を狙う。
提供:デイリースポーツ