31日にドバイのメイダン競馬場で行われる
ドバイターフ(G1・芝1800m・1着賞金3,600,000米ドル=約3.8億円・24時35分発走)に出走する
リアルスティール(牡6、栗東・
矢作芳人厩舎)。一昨年の覇者である同馬の現地での追い切りには、矢作厩舎所属の
坂井瑠星騎手が騎乗した(レースはM.バルザローナ騎手)。
昨年11月から
オーストラリアで修業中の坂井騎手。3月10日にはペノン競馬場で豪州初勝利も挙げた。年明けに
オーストラリアを訪れた師に直訴し、今回の機会を得た。
28日に追い切りに騎乗し、
リアルスティールについてはドバイの環境が非常に合っているという手応えを感じた様子。また、自身の今後については
オーストラリアや今回の経験を生かしてのさらなる飛躍を誓った。
【
坂井瑠星騎手、ドバイ追い切り騎乗を受けてのコメント】
「
リアルスティールはドバイの環境がよっぽど合っているのか、日本にいる時よりも道中は
リラックスできていて、気合いを入れるために肩ムチを2発入れましたが最後は引っ張りきれないくらいの手応えでした。
僕はレースに乗ることはできないですが、このような大舞台に携わる事ができて嬉しく思います。
オーストラリアで学んだ事を少しでも生かして、またドバイで学んだ事を今後に生かせるように頑張っていきたいと思います」