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皐月賞・G1」(4月15日、中山)
気温が上昇し始めた午前8時50分。
弥生賞2着の
ワグネリアンが29日、栗東CWに登場。単走で馬場の外めを軽快に駆け抜け、しまい重点にきれいな後傾ラップを刻んだ。6F82秒5-36秒8-12秒0に、大江助手は「前走後も特に問題はなかったので、
皐月賞へ向けてペースアップを。精神的な面で、だいぶ落ち着きが出てきましたね」と好感触を口にした。
前哨戦はメンバー最速の上がり3F33秒7の末脚を繰り出しながらも、わずかに差し届かず2着まで。それでも、敗戦から得るものは大きかった。「同じ条件で、有力馬たちと一緒に走れたというのは大きいですね。本番へ向けてのイメージができました」。狙うはVのみ。逆転への準備は着々と進んでいる。
提供:デイリースポーツ