「
皐月賞・G1」(15日、中山)
ス
プリングSを制した
ステルヴィオは4日、美浦Wでの1週前追い。モヤで向正面の動きは確認できなかったものの、直線では鋭い伸びを披露した。木村師は「リードホースについて行き、乗り役に最後、感触を確かめてもらうプラン。馬の後ろでも
リラックスしていたようだよ」と納得の様子。騎乗したルメールも「動きはすごかったし、状態はいい」と高い評価を与えた。
前走は中団からメンバー最速の上がり3F34秒1を記録して重賞初制覇を達成。上昇カーブを描き、第1冠に向かう。鞍上も「昨年は緩いところが見られ、反応が遅かった。それが、今はすぐにハミを取ってくれる」と成長を強調する。
3勝、2着2回の戦績で、負けた2戦はともに
ダノンプレミアムの後じんを拝した。「あの馬はチャンピオンホース。ボクの馬は
チャレンジャーだが、チャンスはある」と、虎視たんたんと逆転を狙っている。
提供:デイリースポーツ