7日、
オーストラリアの
ロイヤルランドウィック競馬場で行われた
ドンカスターマイル(G1・芝1600m・1着賞金174万豪ドル=約1.4億円)は、道中は馬群の内で脚をため、最後の直線で最内から抜け出した
ハッピークラッパー(セン7、B.シン騎手)が優勝。昨年、一昨年とこのレースは2着に敗れていたが、3回目の挑戦で見事に雪辱を果たした。
2馬身差の2着には
カミンスルー(セン4、T.ク
ラーク騎手)、さらにアタマ差の3着にはアーベツァム(セン4、M.ディー騎手)が入った。1番人気に推されていたケメンタリ(牡3、
B.アヴドゥラ騎手)は10着に敗れている。
また、日本から移籍した
トーセンスターダム(牡7、C.ウィ
リアムズ騎手)はスタートで大きく出遅れ、道中は後方から競馬を進めたものの、残念ながら見せ場を作ることはできず、15着に敗れた。
トーセンスターダムは
父ディープインパクト、
母アドマイヤキラメキ(
その父エンドスウィープ)という血統。日本では栗東・
池江泰寿厩舎に所属して重賞2勝を挙げ、2016年に豪州のD.ウィアー厩舎に移籍。2017年にはG1・2勝を挙げる活躍を見せていたが、今年に入ってからはこれで4連敗と苦戦が続いている。