8日、阪神競馬場で行われた
桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)は、道中は後方に構えた
C.ルメール騎手騎乗の2番人気
アーモンドアイ(牝3、美浦・
国枝栄厩舎)が、直線で大外から一気に脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った1番人気
ラッキーライラック(牝3、栗東・
松永幹夫厩舎)を交わし去り、これに1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒1(良、
桜花賞レコード)。
さらに1/2馬身差の3着に3番人気
リリーノーブル(牝3、栗東・
藤岡健一厩舎)が入った。
勝った
アーモンドアイは、父
ロードカナロア、
母フサイチパンドラ、
その父サンデーサイレンスという血統。
シンザン記念で牡馬を圧倒した末脚をここでも発揮し、桜の女王に輝いた。父
ロードカナロアにとってはこれが産駒初のGI制覇。また、鞍上の
C.ルメール騎手は史上3人目となる
JRA牝馬GI完全制覇を達成した。
【
C.ルメール騎手のコメント】
素晴らしかったです。まるで一人旅でした。僕は何もしなかったぐらいで、凄くポテンシャルの高い馬です。直線では真っ直ぐ走らせることだけを考えていましたが、反応が素晴らしかったので、これは勝てると思いました。3冠を考えられる馬だと思いますし、(
オークスの)2400mも絶対に大丈夫だと思います。