15日、中山競馬場で行われた
皐月賞(3歳・牡牝・GI・芝2000m)は、先行3頭から大きく離れた4番手でレースを進めた
戸崎圭太騎手騎乗の7番人気
エポカドーロ(牡3、栗東・
藤原英昭厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、5番手から追い上げた9番人気
サンリヴァル(牡3、栗東・
藤岡健一厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分0秒8(稍重)。
さらに1.3/4馬身差の3着に8番人気
ジェネラーレウーノ(牡3、美浦・
矢野英一厩舎)が入った。なお、2番人気
ステルヴィオ(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)は4着、3番人気
キタノコマンドール(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)は5着、1番人気
ワグネリアン(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)は7着に終わった。
勝った
エポカドーロは、父
オルフェーヴル、
母ダイワパッション、
その父フォーティナイナーという血統。前哨戦の
スプリングSではハナ差の2着に敗れたが、この本番で鮮やかに抜け出し、牡馬クラシックの1冠目を手にした。
鞍上の
戸崎圭太騎手はこれが初のクラシック制覇で、GI勝利は2016年の
ヴィクトリアマイル以来。また、
エポカドーロの父
オルフェーヴルにとっては、初年度産駒のクラシック制覇&
皐月賞父子制覇となった。
【
戸崎圭太騎手のコメント】
クラシックを獲れて嬉しく思います。ずっと乗せていただいてますが、調子の良さや成長を感じていい雰囲気でした。(道中は)いい手応えでしたし、先生との作戦通りに前を見ながらレースを運べました。ゴールするまでは必死でしたが、直線では反応も良くしっかり伸びてくれました。使うごとに成長していますので、(ダービーでは)またさらに良くなると思います。