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皐月賞・G1」(15日、中山)
勝負どころで外から進出を図った1番人気の
ワグネリアンだが、直線で伸びあぐねて7着に終わった。
福永は「前回よりも雰囲気は良かった。事前に打ち合わせていたポジションにつけられたが、3角過ぎで仕掛けた時に、いつもの加速が見せられなかった」と唇をかむ。自身17度目の
皐月賞挑戦は、2歳王者不在という大チャンスだっただけにショックは隠せない。「分からない。軟らかい馬場にノメる感じはなかったが…残念です」と声を絞り出した。
雨上がりの重たい馬場に切れ味をそがれたのか。友道師も「エンジンがかからずじまいで終わってしまった。馬場の適性もあるのかな」と言葉少なだったが、報道陣の“巻き返しはダービーで?”の問いかけには力強くうなずいていた。
提供:デイリースポーツ