21日、
オーストラリアの
ロイヤルランドウィック競馬場で行われたオールエイジドステークス(G1・芝1400m・1着賞金34.4万豪ドル=約2841万円)は、道中2番手から進み最後の直線で抜け出したルロマン(セン5、J.コレット騎手)を、それをマークするように進出したトラピーズアーティスト(牡3、T.
アングランド騎手)がゴール前で捕え、アタマ差をつけて優勝。前走のT.J.スミスステークスに続いてのG1連勝を果たした。
ルロマンから1.1/2馬身差の3着には、吉田勝己オーナーの共同所有馬で、ハナを切った
ショウタイム(牡3、C.
ブラウン騎手)が逃げ粘った。
このレースには日本から移籍した、
サトノラーゼン(牡6、B.シン騎手)と
ブレイブスマッシュ(牡5、M.ザーラ騎手)の2頭も出走。豪州移籍初戦を迎えた
サトノラーゼンは最後方から競馬を進め、直線では大外を回って伸びかかるところも見せたが、先行各馬と脚いろが同じになり、10頭立ての9着に敗れた。
また、既に豪州でG1勝ちの実績がある
ブレイブスマッシュは、直線に向いての手応えが悪く、
サトノラーゼンから4.1/2馬身差の最下位10着に敗れている。