昨年のカルティエ賞・
最優秀3歳牡馬の
クラックスマン(牡4、英・J.ゴスデン厩舎)は、29日にフランスのパリ・ロンシャン競馬場で行われるガネー賞(G1・芝2100m)で今年の始動戦を迎える予定。
順調な調整過程が伝えられており、ブックメーカー各社は同馬を圧倒的な1番人気に推している。ガネー賞には他に
ドバイシーマクラシックで3着の
クロスオブスターズ(牡5、仏・A.
ファーブル厩舎)らも出走予定。
クラックスマンは父
Frankel、
母Rhadegunda、
その父Pivotalという血統。2016年にデビューし、英ダービー3着、愛ダービー2着とGIで惜敗が続いていたが、昨年10月の英チャンピオンS(G1・芝2000m)を7馬身差の独走で優勝、念願のGIタイトルを手にした。
また、僚馬で昨年のカルティエ賞
年度代表馬の
エネイブルは、6月1日に
エプソム競馬場で行われるコロネーションC(G1・芝2400m)が始動の有力候補となっている。