「クイーンエリザベス2世C・香港G1」(29日、シャティン)
5番人気の
パキスタンスター(香港)が直線で抜け出し、G1初制覇を決めた。2着は7番人気の
ゴールドマウント(香港)、3着は6番人気の
イーグルウェイ(香港)が入った。日本から参戦した
アルアインは5着、
ダンビュライトは7着に終わった。
最後に力尽きた。日本勢2騎は
アルアインが5着、
ダンビュライトが7着に敗退。昨年の
ネオリアリズムに続く、日本馬による連覇達成はならなかった。
スタート後に
ダンビュライトが果敢に行って2番手を確保し、それを見るように
アルアインが4番手を追走。4角手前で逃げた
タイムワープに
ダンビュライトが並び掛け、
アルアインもそれに続いたが、馬群の中から飛び出した勝ち馬の伸びにはかなわなかった。
アルアインの池江師は「ここまで前残りの競馬が続いていたので、道中は作戦通り。ただ、結果として先行馬が総崩れになってしまったし、見通しが甘かった」と作戦ミスを認め、肩を落とした。
ダンビュライト騎乗のT・
ベリーは「残り800メートルまでスピードに乗っていたが、最後は末脚を出すことができなかった」と振り返った。
提供:デイリースポーツ