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オークス・G1」(20日、東京)
桜花賞2着の
ラッキーライラックは全休日の14日朝、厩舎で静養した。9日の栗東CWでの併せ馬に騎乗した丸内助手は「前回は中間に放牧に出なかったので1週前にそこまでの時計は出さなかったけど、今回はいつも通りの1週前。動きもいい」と好感触だ。
前走まではマイル仕様につくったが、中間は坂路に入れず、CW主体で中〜長距離仕様に仕上げている。「牝馬の場合、マイルは避けて通れないし、坂路や短い距離で強く追っていました。ただ、もともとマイルの馬じゃないので」と説明する。
単勝1・8倍の1番人気に推された
桜花賞は好位からの競馬で2着。「あの人気であの枠(1枠1番)で仕方がない。普通なら崩れてもおかしくないプレッシャー。強い競馬」と悲観はしていない。重圧から解放された2歳女王が、逆転へと燃えている。
提供:デイリースポーツ