前走
フェブラリーSは2番人気の支持を受けながらも12着に惨敗となった
テイエムジンソク(栗東・
木原一良厩舎)。レース後はリフレッシュ放牧を挟んで、
平安S(5月19日・京都ダート1900m)に向けて調整。今朝16日はレースに向けた最終追い切りを行っている。
古川吉洋騎手が跨って、CWコースを単走。前半から行きたがる素振りは全くなく、
リラックスしたフットワークで向正面のラップを刻んでいく。3コーナーから少しラップが速くなり、フットワークにもダイナ
ミックさが出たが、ここでも行きたがる様子はない。
徐々にラップを速めていき、最後が一番速くなるラップを踏んでフィニッシュ。時計は6F82.9〜5F66.2〜4F51.2〜3F37.3〜1F12.2秒。個人的には昨年末から今年にかけて好調だった時よりも力みが抜けて、走りに余裕があるように見える。良績を残す、コーナー4つの中距離ダートで反撃する態勢は整っている。
(取材・文:井内利彰)