「平安S・G3」(19日、京都)
最大のテーマは反動があるか否か。11カ月ぶりだった前走の
アンタレスSを制し、ダート6連勝とした
グレイトパール。地力最上位であることは疑いようがないが、長期休養明けでの激走は、時として大きなダメージを伴うものだ。
最終リハは16日、栗東CWで行われた。
アイネバーフェイル(3歳未勝利)に0秒1遅れたものの、ラスト1Fは12秒2と鋭さを見せた。「反応が良くなっている。思いのほか反動もなく、順調に来ていますね」と猿橋助手の表情は明るい。ここに向けて問題なしとみていいだろう。
2週続けてまたがった川田も「良くなってきていると思います」と確かな上積みを感じ取ったようだ。ダート無敗を貫き、新王者の座へと突き進む。
提供:デイリースポーツ