「
日本ダービー・G1」(27日、東京)
皐月賞5着の
キタノコマンドールは17日、栗東CWで3頭併せを敢行。6Fで
トゥザクラウン(4歳1000万下)を1秒、
ペルシアンナイト(4歳オープン)を0秒3追走する形でスタート。最内に潜り込んだ直線は一杯に追われ、前者に0秒1、後者に0秒3後れを取ったが、6F82秒4-37秒8-11秒6を刻む意欲的な内容。G1ウイナーの胸を借り、中身の濃い走りだった。
池江師は「併せてしまいをしっかりと。良かったと思います」と納得の表情。デビューから2連勝で臨んだ前走で初黒星。それでも完成途上の身で、強敵相手に善戦した。「広いコースと長い直線、それに左回りもいいでしょう。相当な成長力ですし、さらに良くなっているのは間違いありません」と大きな期待を寄せた。
提供:デイリースポーツ