今週はいよいよ競馬の祭典・
日本ダービー。2015年生まれのサラブレッドの頂点に立つのは果たしてどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/27(日)
日本ダービー(3歳・牡牝・GI・東京芝2400m)
ダノンプレミアム(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)は
皐月賞を挫石のため回避。無敗で
朝日杯FSを制し、
弥生賞も完勝して大本命と目されていただけに、残念なアク
シデントだった。一頓挫あってからのダービー挑戦となるが、調整は順調。再び世代の頂点に立つことができるか。
エポカドーロ(牡3、栗東・
藤原英昭厩舎)はその
皐月賞を7番人気で制し、父
オルフェーヴルに初のクラシックタイトルを届けた。展開が向いたのは確かだが、それだけで2着馬に2馬身差をつけて完勝することはできない。ここで改めてその実力を証明し、父子2冠制覇を達成できるか。
ブラストワンピース(牡3、美浦・
大竹正博厩舎)はデビューから無傷の3連勝で
毎日杯を制覇。
皐月賞には向かわず、ダービー1本に目標を絞ってきた。トップクラスとの対決は初めてだが、前走完封した
ギベオンが
NHKマイルCで僅差の2着に入っており、実力では全く引けを取らないはず。既にこの距離をこなしている点も強みで、上位争いは必至と見る。
その他、
皐月賞1番人気7着からの巻き返しを期す
ワグネリアン(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)、
皐月賞2着の
サンリヴァル(牡3、栗東・
藤岡健一厩舎)、同3着の
ジェネラーレウーノ(牡3、美浦・
矢野英一厩舎)、4着の
ステルヴィオ(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)、5着の
キタノコマンドール(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)、
青葉賞を制した
ゴーフォザサミット(牡3、美浦・
藤沢和雄厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。