ダービーデーの最終レースとしておなじみの目黒記念。ここは天皇賞・春5着のチェスナットコートに注目したい。重賞初制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■5/27(日)　目黒記念(4歳上・GII・東京芝2500m)

　チェスナットコート(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は重賞初挑戦の日経賞で2着と好走すると、続く天皇賞・春でも0.3秒差の5着と健闘した。着実に力をつけており、今回のメンバーなら力上位と言っていいだろう。秋には豪GI・メルボルンC挑戦のプランもあるだけに、その前に国内で重賞タイトルを手にしておきたい。

　パフォーマプロミス(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)は1月の日経新春杯をV。54キロとハンデに恵まれたとはいえ、3番手追走から上がり最速の脚で差し切って見せた。今回はそれ以来の休み明けで、ハンデも軽くはならないだろうが、好走を期待したい。

　その他、昨年の覇者フェイムゲーム(セ8、美浦・宗像義忠厩舎)、骨折明けの日経賞で6着のゼーヴィント(牡5、美浦・木村哲也厩舎)、烏丸Sを勝ってオープンに上がってきたポポカテペトル(牡4、栗東・友道康夫厩舎)、日経新春杯2着・日経賞4着のロードヴァンドール(牡5、栗東・昆貢厩舎)、有馬記念7着以来のサウンズオブアース(牡7、栗東・藤岡健一厩舎)なども上位争いの圏内。発走は17時00分。