今週の日本ダービーが終われば、来週からいよいよ新馬戦がスタート。これに伴い、ゲート試験の合格頭数もかなり増えたのが先週。特に5月18日は28頭と今シーズン最多の合格頭数。その中の1頭がヴィルシーナの初仔、ブラヴァス(栗東・友道康夫厩舎)。
入厩から1週間という短いスパンだったが、センスよいところを見せての一発合格。ゲートへの入り、発馬ともにスムーズで、ダッシュ力もなかなか。1F目13.2秒、2F目13.5秒という平凡なラップだが「前向きな気性なので、ジョッキー(藤岡康太騎手)も加減して出してくれました。やればもっと速いラップは踏めると思います」と担当する安田晋司調教助手。
すでに放牧へ出ているが、デビュー戦を7/8(日)中京芝2000mに予定しており、そこへ向けて今後の調整を進めていく。
なお、先週のゲート試験に合格した2歳馬(再審査除く)は以下の通り。
(取材・文:井内利彰)...