日本ダービーまであと3日。
皐月賞出走組に加え、無敗の2歳王者・
ダノンプレミアムが戦列に復帰。
ゴーフォザサミットなど別路線組も加わり、真の頂上決戦に向け、いよいよ役者が揃った。果たして、2015年生まれのサラブレッドの頂点に立つ馬は?
ひと足早くダービーの展望をお届けする、日替わり企画の第9弾は、芸能界屈指の相馬眼を有する草野仁氏に、「
日本ダービーの楽しみ方」について伺った。
ダンスインザダークや
ブエナビスタの
一口馬主としても知られ、競馬を楽しんでいる草野氏が語った「草野流ダービーの楽しみ方」とは?
「競馬の祭典“
日本ダービー”。1990年第57回の
日本ダービーでマークした、観客19万6517人は世界記録ですが、この大観衆が優勝した
アイネスフウジンの中野騎手をたたえ、誰かが発した『ナカノ! ナカノ!』という声に合わせ場内に“ナカノコール”が響き渡りました。
私も思わず感動しましたが、『競馬が、“ギャンブル”から“スポーツエンタテイメント”として
ランクアップした瞬間』と思いました。そういった意味でも、90年のダービーはとても印象に残っているレースでした。最も強い勝ち方といえば、やはり
ディープインパクトということになるのでしょう。
翻って、今年のダービーは一言で表すなら“スーパースター不在”。抜けた馬がおりません。実力接近した馬たちが多く、私は混戦になるのではないかと考えております。人気が予想される
ダノンプレミアムについては、確かに
皐月賞を使えず、順調さを欠いたのは気になるところです。が、陣営の努力で力を発揮できるところまできているとのことなので、ダービーでは良い戦いができると思います。
私が注目しているのは、
毎日杯を勝った
ブラストワンピース。とても怖い一頭だと思います。まだ本命馬こそ決めていませんが、
ブラストワンピースには注目しています。
今年は
ディープインパクトの子(
ダノンプレミアム、
キタノコマンドール、
ワグネリアン)、
ハーツクライの子(
アドマイヤアルバ、
ゴーフォザサミット)、
ルーラーシップの子(
サンリヴァル)、
スクリーンヒーローの子(
ジェネラーレウーノ)、
オルフェーヴルの子(
エポカドーロ)、
ステイゴールドの子(
ステイフーリッシュ)、
ハービンジャーの子(
ブラストワンピース)、
キングカメハメハの子(
コズミックフォース)と、例年以上にさまざまな種牡馬の産駒が集いました。多士済々な出走メンバーを眺めているだけでも楽しいですし、一体どの血脈が勝つのか、予想しながら見るのが、私流の楽しみ方です」
草野仁さんの
日本ダービー予想は5/25(金)夕方に『
ウマい馬券』で公開予定です。なお、
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