今週から始まる新馬戦に美浦から出走する注目馬3頭について、関係者に話を聞いた。
■6月2日(土)東京5R 牝馬限定 芝1600m
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クイーンズテイスト(牝2・美浦・
菊沢隆徳、
父キングカメハメハ、
母セコンドピアット、母
父ハーツクライ)
菊沢調教師
「馬体重は460キロくらいでしょうか。スイッチが入りやすいところがありますが、落ち着きを保てるように工夫して調整しています。ただ走り出したら素直ですし、良い動きをします。今週(5/30)は併せ馬で追い切って、馬なりでしたが、動きは良かったです。この時期の2歳にしては能力はありますね。
ゲートの反応は良いですけど、体の使い方から小脚を使えなさそうな感じなので、スムーズな競馬ができればと思います」
■6月3日(日)東京5R 芝1600m
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グランアレグリア(牝2・美浦・
藤沢和雄、
父ディープインパクト、
母タピッツフライ、母
父Tapit、母は芝8Fの米G1・2勝
馬)
津曲調教助手
「入厩して1度体が細くなりましたが、4月8日に初時計を出して以来、時間をかけてじっくり乗り込んできて逞しくなってきました。追い切りでも古馬相手にひけを取らない動きをしていますし、スピードもありますね。前向きですし、ゲートも速いので初戦から期待しています」
■6月3日(日)東京6R 芝1400m
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シャドウセッション(牡2・美浦・
鹿戸雄一、父
ストロングリターン、
母アンコールピース、母
父ネオユニヴァース、曾祖母が名牝
ダイナアクトレス)
鹿戸調教師
「ゲートの出は普通ですし、特に問題ありません。予定通りに調整できていますし、調教でも反応も良く、スピードがありますね。真面目に走る馬なので、初戦から力を出してくれそうです」
(取材・文:佐々木祥恵)