3日にフランスの
シャンティイ競馬場で行われたジョッケクルブ賞(仏ダービー・G1・芝2100m)は、S.パスキエ騎手が騎乗し、中団で進めた
ディープインパクト産駒の
スタディオブマン(牡3、仏・P.バリー厩舎)が、直線の叩き合いから抜け出し優勝した。重馬場で勝ちタイムは2:07.44。
2着はM.バルザローナ騎手騎乗の
パタスコイ(牡3、仏・X.トマドゥモールト厩舎)、3着はA.アムラン騎手騎乗の
ルイドール(牡3、仏・T.カスタニェイラ厩舎)。
ディープインパクトは産駒の
ワグネリアン(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)が今年の
日本ダービー(GI・芝2400m)を制しており、産駒の日仏ダービー制覇となった。昨日の英ダービーで期待された
ディープインパクト産駒サクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)は4着に終わったが、ここで2ヶ国のダービー制覇の偉業を達成した。
スタディオブマンは
父ディープインパクト、
母セカンドハピネス、
その父Storm Catという血統で、日本で競走生活を送った
マンボネフューの半弟にあたる。
母セカンドハピネスはG1・10勝の名牝ミエスクの娘で、大種牡馬
キングマンボの妹でもある。4戦3勝・2着1回での戴冠となった。