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【東京ダービーレース後コメント】ハセノパイロ 矢野貴之騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2018年06月07日(木) 12時15分
 6日、雨、重馬場の大井競馬場で行われたダービーシリーズの第4戦=第64回東京ダービー(SI・2000m・16頭)は、5番手追走から4コーナーで2番手まで押し上げた2番人気ハセノパイロが直線の激しい追い比べを制し、南関東3歳世代の頂点に立った。勝ちタイムは2分6秒7。

 先行グループで運んだ6番人気のクリスタルシルバーがクビ差で2着。悲願の東京ダービー制覇へ37回目の挑戦だった的場文男騎手はこれで10回目の東京ダービー2着となった。3着に内から伸びた8番人気のクロスケが入り、羽田盃に続く二冠を狙った1番人気ヤマノファイトは7着だった。

 勝ったハセノパイロ父パイロ母タイキアヴェニュー(その父ティンバーカントリー)という血統。通算成績は9戦4勝、重賞は昨年のハイセイコー記念以来で2勝目。

 鞍上の矢野貴之騎手東京ダービー初制覇、管理する佐藤賢二調教師(船橋)は2001年トーシンブリザード、昨年のヒガシウィルウィンに続いて3勝目。

<レース後の関係者のコメント>
1着 ハセノパイロ(矢野貴之騎手)
「ダービーを勝った実感はまだ無いのですが、ホッとしたという気持ちです。直線はほとんど覚えていません。3〜4コーナーの手応えが凄くて強気に動いたのですが、やっぱり早かったかな...と思いました。2着馬の足音も聞こえていたので、何とかしのいでくれという気持ちでした。とても大人しくてクセもないですし、何事にも動じない馬です。この距離で良いレースが出来ましたし、夢が広がりました。もっと活躍できるように自分も頑張っていきたいです」

(佐藤賢二調教師)
「強い馬相手に勝てて嬉しいです。道中は良い位置にいるな、と思って見ていましたが最後は冷や汗ものでしたね。羽田盃から状態も上向いていました。次はジャパンダートダービーになると思います。中央の強い馬も出て来ますし、しっかりと仕上げていきたいです」

2着 クリスタルシルバー(的場文男騎手)
「スタートも決まって、良い位置で競馬が出来ました。よく走ってくれました」

(取材:大関隼)

ラジオNIKKEI

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