現地時間9日、アメリカのベルモントパーク競馬場で米クラシック三冠の最終戦・
ベルモントS(G1・ダ2400m)が行われた。
レースは、ここまで5戦5勝でクラシック二冠を制覇していたM.スミス騎手騎乗の
ジャスティファイ(牡3、米・B.バ
ファート厩舎)が最初のコーナーで先手を取り、最後まで先頭を譲らず1.3/4馬身差で優勝。1977年のシアトルスルー以来史上2頭目の無敗米三冠を達成した。米三冠は2015年のバ
ファート厩舎の先輩・
アメリカンファラオ以来となる。勝ちタイムは良馬場で2:28.18。
2着はJ.オルティス騎手騎乗の
グロンコウスキー(牡3、米・C.ブラウン厩舎)、3着はI.オルティスJr.騎手騎乗のホフバーグ(牡3、米・W.モット厩舎)が入った。
ジャスティファイは
父Scat Daddy、
母Stage Magic、
その父Ghostzapperという血統。今年2月にデビューし、4戦目となった一冠目のケンタッキー・ダービーでは、1882年のアポロ以来136年ぶりの3歳デビュー馬による制覇を果たしていた。ケンタッキー・ダービー、二冠目の
プリークネスSともに道悪での開催となり、今回が初の良馬場だった。