宝塚記念(GI・阪神芝2200m)に出走予定の
ゼーヴィント(牡5・美浦・
木村哲也)はウッドチップコースをキャンターでスタンド前を1度通過。馬場をおよそ1週した後に徐々にスピードアップして1週前追い切りを行った。
追い切りや1週前の状況について木村調教師は「前走(
目黒記念・GII・6着)、前々走(
日経賞・GII・6着)と良い頃に比べてまだ物足りなさがありました。体をしっかり使って走れていなくて、頼りない感じがありました。昨年の
七夕賞(GIII・1着)で左前脚を骨折したことで、それをかばっているのかまだ本来の走りではないんですよね。追い切りがそのあたりの修正の礎になってくれればと考えています。追い切ってみてまたどうなるか。まだ手探りでやっています」と話した。
(取材・文:佐々木祥恵)