「新馬戦」(8日、中京)
評判馬の登場だ。日曜中京5R(芝2000メートル)でデビューする
ブラヴァス(牡、
父キングカメハメハ、栗東・友道)は、13&14年の
ヴィクトリアマイルを連覇した
ヴィルシーナの初子。
シュヴァルグランや
ヴィブロスの甥にあたる超良血だ。
直前は栗東CWで6F85秒0-11秒8。追うごとに素軽さを増しているが、併せ馬では遅れが目立つ。友道師は「調教はあまり動かない。この血統で新馬勝ちしたのは
ヴィルシーナだけ。能力はあるけど、新馬向きという感じでは…」と表情は曇りがち。コンビを組む
武豊も1週前に騎乗して「まだピリッとした動きではなかった」と同様の
ジャッジだ。
それでも、名手は「当然、期待していますよ。お母さんもさほど調教では走らなかったらしいですからね。馬っぷりはいいし、いい馬ですから」と素材の良さを感じている様子。芝の実戦で目覚めるか、注目だ。
提供:デイリースポーツ