競馬界に衝撃が走った。JRAの角居勝彦調教師(54)=栗東=が6日午前0時50分、酒気帯び運転容疑で滋賀県草津署に逮捕された。名牝
ウオッカなどを手掛けた同調教師は11年から13年まで3年連続でJRA
最多勝利調教師賞を獲得し、同重賞74勝を数える日本を代表する名トレーナー。今年1月には2021年で調教師を引退し、厩舎を解散することを表明している。
JRAは6日、角居調教師の逮捕を受け、同師の調教を裁定委員会の議定があるまで停止すると発表した。17年の
菊花賞馬
キセキ(牡4歳)など角居厩舎所属馬は、今週出走の6頭を含め、全頭が栗東・
中竹和也厩舎に転厩する。
酒気帯び運転の場合、初犯なら30〜40万円の罰金および、免許停止などの処分が科されるのが一般的。一方、過去の例を見ても、JRAからは裁定委員会を経て、数カ月の調教停止など、重い処分が下されることが予想される。
提供:デイリースポーツ