8日(日)、中京5レース(芝2000m)にいよいよ
ヴィルシーナの初仔である
ブラヴァスが登場しますね。
「追い切るごとに馬がいろんなことを覚えています。気性は前向きだし、いいかんじに仕上がっています」と安田助手。
ただ、友道師は「能力があるし、馬っぷりもいい。走ってくると思うよ」というものの、
「この血統で新馬を勝っているのは
ヴィルシーナくらいで、
ヴィブロスも
シュヴァルグランも2着に負けているんだよね」
と控えめなんです。これ、気になりますね。能力の違いであっさりという場面はじゅうぶん考えられますが、一度使ってから大きく変わるタイプかもしれません。
それからセレクトセールで2億3000万円の高値がついた
トーセンカンビーナも登場。すごく素軽い走りをする馬なんですよ。
「追えば追うほど伸びていくかんじです。芝の実戦で切れそうなイメージですよ」と辻野助手。
先週まではコースで追われていましたが、今週は坂路での追い切りとなりました。
「じゅうぶん息も出来ていますし、まだ全体的に伸びしろのある馬体ですけどじゅうぶん現時点でも動ける態勢だと思います」(辻野助手)
性格は素直で「人の指示にも従順」(辻野助手)だそうです。
「決して新馬向きではありませんが、現時点の完成度でいい競馬ができればこの先がすごく開けてくると思いますね」(辻野助手)
(取材・文:花岡貴子)