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函館記念・G3」(15日、函館)
出走馬唯一の木曜追いとなった
カデナが、函館Wで元気の良さをアピールした。
単走の最終リハは前半にセーブし、上がりに重点を置いたもの。直線で気合をつけられると、しっかりと脚を伸ばしてラスト1Fは12秒3。初コンビとなる藤岡康は「初めて乗りましたが、いい動きでした。コントロールしやすい馬で、“具合はいい”と聞いていた通りの動きでした」と好感触を得たようだ。
2、3歳時はクラシック路線で注目されたが、
弥生賞Vを最後に掲示板すらなく、ここ4走は2桁着順が続いている。そこで陣営は今回、最も実績のある芝2000メートル戦に照準を定めてきた。柴田助手は「ここまでうまく調整できている。時計のかかる馬場は合いそうだし、きっかけが欲しいですね」と何らかの収穫を切望する。
提供:デイリースポーツ