今年の英ダービー(G1・芝2400m)優勝馬のマサー(牡3、英・C.アップルビー厩舎)は、年内は出走せず休養することがわかった。所属するゴドルフィンが公式サイト上で発表した。同馬は7日にイギリスのサンダウン競馬場で行われた
エクリプスS(G1・芝2000m)へ出走予定だったが、調教中に脚部不安を発症していた。
来年も現役を続行し、コロネーションC(G1・芝2400m)で始動、
キングジョージ(G1・芝2400m)、
凱旋門賞(G1・芝2400m)も目標としていく予定。
マサーは
父New Approach、
母Khawlah、
その父Cape Crossという血統。W.ビュイック騎手が騎乗した英ダービーでは中団からレースを進め、直線見事な脚で抜け出し栄冠を手にした。また、父
ニューアプローチ、父父
ガリレオとの父子3代での英ダービー制覇となった。