14日にフランスのパリ・ロンシャン競馬場で行われた3歳限定のパリ大賞(G1・芝2400m・6頭)は、最後方に構えたR.ムーア騎手騎乗の
キューガーデンズ(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が、直線外から鋭い伸び脚を見せ、前を行く各馬を全頭差し切り優勝した。良馬場で勝ちタイムは2:28.62。
1.1/4馬身差の2着はヌフ
ボッシュ(牡3、仏・P.ブラント厩舎)、さらに3馬身離れた3着は英ダービー2着馬のディーエックスビー(牡3、英・M.ジョンストン厩舎)。
キューガーデンズは
父Galileo、
母Chelsea Rose、その父Desert Kingという血統。前々走・英ダービーで9着の後、前走・クイーンズヴァーズ(G2・芝2800m)で巻き返し、今回連勝で初のG1タイトルを手にした。また、ムーア騎手は本レースの約5時間前にイギリスのニューマーケット競馬場で行われた
ジュライC(G1・芝1200m)をユーエス
ネイビーフラッグで制したばかりだった。