10月7日、フランスのパリ・ロンシャン競馬場で
凱旋門賞(GI、芝2400m)が行われますが、このレースに登録している日本馬の中で具体的な出走意思を表明しているのは
クリンチャー1頭となっています。
その
クリンチャーは現在、鳥取県の大山ヒルズで鋭気を養っています。そして、その様子を栗東トレセンでの担当者である宮本厩舎の長谷川助手が見に行ってきたそうですよ。
「はい、元気そうでした。いい状態と聞いてはいましたが、実際に顔をみて嬉しかったしその様子に安心しました」
――もともと大人しくて上手にお休みするタイプの
クリンチャーですが、いい休暇になっているようですね?
「充電中というかんじで、相変わらず大人しかったです。春の疲れもとれているようで、
リラックスしていましたよ」
――そう遠くないうちに栗東に戻ってきますね。
「はい、いよいよですね。あれだけのビッグレースに挑むのですが、平常心を忘れずにしっかり仕上げていきたいです」
(取材・文:花岡貴子)